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スーパーベルクスさん向かい
疲れたときに甘いものを食べたい方は多いですよね~
甘いものを食べて幸せな気持ちになるのは脳科学からも解明されていることですが、食べると以下の様なことが起こるかもしれません。
糖質(炭水化物)を摂り過ぎると、血糖値が急上昇します。体内では血糖値を下げるためにインスリンが分泌されて血糖値を下げます。糖質(炭水化物)の過剰摂取が続くことにより、インスリンの過剰分泌が起こります。この状態を機能性低血糖症といいます。
低血糖の症状は多岐に及びます。
【低血糖の自覚的、他覚的症状】
混乱、視力低下あるいは複視、頭痛、手の震え、手や舌のちくちくする感覚、耳の雑音、脈拍数の上昇、瞳孔散大、重度の空腹感、喉や舌の後部の詰まる感覚、口唇や舌の知覚麻痺や妙な感覚、ぎこちなさ
甘味知覚障害、頑固、不適切な笑いやジョーク、いらいら、意地悪
不安あるいはパニック、テーブルや壁をたたく、床などをける、協調運動の障害(壁にぶつかる、物を落とすなど)、各種視覚障害や幻覚
疲労、虚弱感、睡眠から突然覚醒、睡眠中(あるいは覚醒時)叫ぶ、速く浅い呼吸、神経質、めまい、失神、暑い感覚、冷たいあるいは湿った皮膚、落ち着きのなさ、不眠、悪夢、蒼白な皮膚色、嘔気、不明瞭な話し方、眼球震とう等
上記の様な症状が出る方いませんか?
もしかしたら糖質の過剰摂取による低血糖症になっている可能性があります。
これらは下がり過ぎた血糖値を上げるために、生体は血糖値上昇ホルモン(グルカゴン、アドレナリン、糖質コルチコイド、甲状腺ホルモン、成長ホルモンなど)を分泌します。
このうち、アドレナリンが分泌されると、血糖値上昇の他にも様々な症状が現れます。アドレナリンは、生体に危険が及んだとき(ストレス)に危機に対処するために分泌されるホルモンであり、闘争か逃走か
(fight-or-flight)のホルモンといわれています。
アドレナリンの作用は
血糖値上昇作用
心拍数の上昇や血圧の上昇
心臓や骨格筋の血管拡張と皮膚や粘膜の血管収縮
消化管運動の低下
中枢神経の興奮作用
などがあります。
必要な時だけアドレナリンが適量分泌するのなら、何ら問題はありませんが、低血糖症になると、いつもアドレナリンが分泌されてしまうので、常に興奮状態になってしまいます。
そのため、休息時に働く副交感神経とのバランスが乱れ、様々な不調が起こってきてしまいます。
この状態を自律神経失調症といいます。
加工食品や、清涼飲料水、外食が多い方等は知らず知らずのうちに低血糖→自律神経失調症になっていることが多いので一度上記の症状に当てはまらないかチェックしてみてください。
機能性低血糖チェックシートはこちら→チェック!
特に、子どもの場合、大人と同じ量の糖質を摂ったとすると、体重が軽いので、もっと高血糖を引き起こします。
【ブドウ糖1gで上がる血糖値】
体重16kgの人で約20mg/dl上昇
体重32kgの人で約10mg/dl上昇
体重64kgの人で約5mg/dl上昇
体重128kgの人で約2.5mg/dl上昇
100gの砂糖を食べたとすると。32kgの子どもなら1000mg/dlも上がってしまいます!(実際にこの量を食べられるかどうかは別として)
【参考】
コカ・コーラに糖分はどのくらい含まれていますか?
糖分の量を『炭水化物(糖質+食物繊維)』の数値でご案内しています。コカ・コーラには、100mlあたり11.3g 含まれています。
(コカコーラHPより http://j.cocacola.co.jp/info/faq/detail.htm?faq=18399)
350mlだと39.55gの糖質が含まれています。(食物繊維分は考えていません)
体重32キロの子どもにコーラを350ml飲ませると、395.5mg/dlも血糖値が上がる事になります。(通常の空腹時血糖値は70~110mg/dl)
体内では大変なことになっているでしょう!
甘い物ばかり子どもに食べさせるとキレやすかったりなどの話を聞きますが、当然ですね。
子どもに対しての糖質量を考えて、食べさせるものを考えて下さいね♪
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